内向型さんは、人付き合いにストレスを抱えてしまいがちです。
「じゃあ、ストレスの元である人間関係を極力避けて生きればいい」
極論それでもいいかもしれませんが、社会で生きていくにはそうは簡単にはいきません。
とはいえ、外向型のように社交的に振る舞うことが難しく、うまくできない自分を責めてしまうこともあるのではないでしょうか?
ここでは、そんな悩みを抱えた方に、内向的なあなたのままで、もっと楽に人と関われるようになるコツを紹介します。この記事を読んだ後、少しでも人付き合いへの考え方が楽に変わっていると嬉しいです。
コツ① 内向型を理解し受け入れる
人付き合いを苦手に感じる理由を知り理解する
人付き合いが苦手と感じる大きな理由に、内向的な人は人との会話に苦手意識があることが挙げられると思います。
内向型の人は、少しの刺激で満足でき多くの刺激に疲弊してしまうため、ひとりで過ごす時間や少数で過ごすことを好みます。ですので、大勢での飲み会やパーティーでは刺激が大きすぎて疲れてしまいます。ゆっくりと2,3人で価値観など深い話をすることが好きで、大勢での会話のノリやテンポ感にはついていけず、話に入ることもできません。
また、情報処理に時間がかかるため、頭を整理する時間が必要な場合があります。突然話を振られると、頭の中は様々な情報でごちゃごちゃと埋め尽くされ、これを言うべきか言わないべきかと考えますが、すぐにまとまらず一言二言ぽつりと言うので精一杯です。
そして、周囲の出来事より自分の内側のことに興味関心が向かいやすく、また周りからどう思われるか気にしがちです。そのため、世間話や井戸端会議などの意味のない会話が苦痛で、何を話したらいいのかわからずに流されてしまうこともしばしば。気の利いた冗談のひとつでも言えたらと毎日ひとり反省会を繰り返します。
以上のようなことが子供の頃から何度も積み重なることで、内向型さんは「自分は会話が下手だ」、「ひとよりうまく話せない」、と思い込み、人付き合いが苦手なのだと知らず知らずのうちに刷り込まれていくのでしょう。
自分の特徴を受け入れる
上記で内向型さんの特徴を知ることができたかと思います。
次のステップとして、自分には上記のような特徴・個性があるのだと認め、受け入れることをしていきましょう。
「こんな自分の性格は嫌だ」「認めたくない」「欠点だし直さないといけないところだ」
このように感じる人もいるかもしれません。
ですが、これらの特徴は欠点ではなく個性なのです。
人は誰でも顔や身長、髪色、肌の色がそれぞれ違うように、性格も違います。そこに優劣はありませんし、それぞれがその人のかけがえのない魅力になるのです。
内向型さんには確かに苦手なことがたくさんあります。でも、同じように外向型さんにも苦手なことがあります。
それぞれの特徴なんだと考え、フラットな気持ちで自分の性質を受け入れましょう。
そうして自分自身をよく知り、理解できたら次のコツに繋がっていきます。
コツ② 内向型を活かした交流
大勢の場より1対1で戦う
内向型さんは大勢の人の中で話すことは苦手です。反対に1対1など少数でゆっくりと話をする際にその魅力が発揮されます。
静かに落ち着いて相手の話に耳を傾け、深い話ができるため、相手から良い印象を持たれます。1対1で話せる機会を大事にすることで、大勢の中で目立たなくともあなたは周りから信頼されるでしょう。
大勢の場では無理して前に出ず、盛り上げることが得意な人に任せて、ニコニコとその場を楽しんだら良いです。
もし話を振られても大丈夫。「私はなにも面白いことは言えないのだけれども、」「恥ずかしくなるのであまり注目しないでもらいたいのだけど、」などと枕詞を置くことで、周囲の人もあなたを理解してくれるでしょう。
思慮深さを活かす
内向型さんは、情報処理スピードが遅い傾向があります。突然意見を求められても、すぐに返答できないことがあります。何も考えていないように思われがちなのですが、実は頭の中ではぐるぐると色々なことを考えています。
しかし、その思慮深さが強みである内向型さんは、時間をかけて熟考することで他のひとが考えもしなかった鋭い意見を出すことだってあります。
情報処理スピードが遅いことを補い、この思慮深さを発揮できるようになるため、
ジャーナリングをおすすめします。ジャーナリングはゆっくり落ち着いて考えながら書くことができるので、内向型の方がその深い思考を整理するために役立ちます。
日々感じたこと、考えたことをノートにまとめることで頭が整理され、情報の引き出しがたくさんできていきます。
急に意見を求められたとしても、以前より答えやすくなるでしょう。そして、より深められた思考から生み出された意見やアイデアなどが誰かの役に立つかもしれません。
相手の気持ちを考えたコミュニケーション
内向型さんは人の目を気にしがちなところがあります。
しかし、反対に考えると相手の気持ちをよく考えられるという強みにもなります。
相手の話に共感を示しながら、相手の感情の機敏を見極めて言葉を選ぶことができます。優しく共感力の高い内向型さんは、話しているだけで相手に癒しを与えているのです。
コツ③ 自分をダメだと思うことを辞める
最後のコツとしてお伝えしたいのが、自分を否定することを辞めるということです。
ここまで、内向型の特徴や強みを活かした人との関わり方を紹介してきましたが、内向型さんが人付き合いにおいてストレスを抱える要因として、必要以上に自分を責めてしまうということが一つあるように思います。
真面目な方こそ、いい大人なんだから社交的であるべき、もっとうまく話せるようにならないと、と今まで自分に厳しくしてきていると思います。
長い間、自己否定を繰り返していたら、なかなかその癖は抜けないかもしれません。
人付き合いにおいてこれからも、「あー、うまく話せなかった」「なんでもっと気の利いたことが言えないんだ」と考えてしまう場面は何度も来るかもしれません。
でもその度に「あ、また自分を責めていた。自分を責めるのはここで辞めよう。」と自己否定してしまうたびに思い出して、自分を責めることを辞める、ということを繰り返してみてほしいです。
初めは難しいかもしれませんが、そのうちだんだんと自分を責めることが少なくなってくることに気づくはずです。
1番自分を責めているのは、他の誰でもない自分自身だったりします。
責める人がいなくなればストレスも減るのは当然のことでしょう。
まとめ
人付き合いが楽になるコツを3つ紹介しました。
これだったらできそう、この考え方は取り入れてみたい、など何か役に立つことがあれば幸いです。
内向型は苦手なことも多いですが、自分はそういう特徴を持っている、と受け入れることができるとなんだか愛おしいものにも感じてきますよ。
みなさんは素敵な個性、魅力を持っています。

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